基本的には見た映画の紹介や感想を載せてます

題名のない子守唄

ジャケットの写真だけの判断では淡々と進んでいって終わる話なんだろうな〜と思って、前々から存在は知っていたけど、手を出さなかった。
期待しないで見たせいもあるかもしれないが、最近の自分が見た中ではなかなかの作品。誰一人知ってる俳優なんていないけど、大まかに言っちゃうと売春婦から性的奴隷にまで堕ちた女性が自分の産んだ子供に会いに行く話しです。
でもただの良いお話ではなく、基本的には暗い話です。人身売買の恐ろしさを描きつつも、母親の子供に対する愛情も描いています。どっちかっていうと、監督的には母性愛を描きたかったんでしょうね。
基本的にはサスペンスです。オチはけっこう意外なので、サスペンス好きな人にはお勧めです。

プレシャス

上映中からずっと気になっていたプレシャス。マライアとレニークラビッツが出ていることでも話題に。

暗くて救いがないって聞いてたので、どんだけかわいそうな話なんだろうって思ってたら、意外と前向きな話。途中で主人公の妄想シーンもあったりで、なんかアリーマイラブ的な要素もあり。 もちろん同情させる設定も救いようがない人も出てきて、アメリカの貧困層って。。。。(><)と思わずにはいられない映画ですが、前向きな気持ちになりたい人が見ると良いと思います。オチは私的には曖昧でいまいちでした。

ダウト

ひさしぶりにマイケルダグラスの映画見ました。今は闘病生活中の彼ですが、この作品では悪徳検事を演じています。私の中では悪人役のイメージしかないのではまり役でした。まず残念だったのが、主人公の一人の俳優の顔が濃すぎて何かキモい。。。とにかく濃いのが気になってしまいました。チョイチョイ色んな映画で見る顔ぶれがありましたが、アメリカドラマのBONESに出てくる優秀な助手の一人のフィッシャー君(役名)が出ていて、思わず ハッ!(@o@)としたした。

話の内容はマイケルダグラスは証拠不十分の話題性のある事件の証拠を捏造して有罪にし、勝訴を勝ち取っていくことで、最終的に政治に参戦しようとしてる悪人で、その陰謀を暴こうと主人公のレポーターがある殺人事件の犯人の疑いをあえてかけられるようにし、マイケルダグラスの悪事を暴こうとします。

この映画のいいところはよくあるサスペンス物みたいにスムーズにはいかないところ。マイケルさんそうとう黒いです(笑)まぁ途中ちょっと無理やりなところもありますが、話の展開は悪くないと思います。

真実の行方

私の好きな俳優の一人、エドワード・ノートンが出ている作品です。主人公のリチャード・ギアは検事から弁護士に換わった敏腕弁護士。話題性があって自分にスポットが当たる様な事件が好物のちょっとくせ者。

ある協会で司教が惨殺されるという事件が起こり、そこでミサの手伝いをしていたエドワード・ノートンが血だらけになっていたことで容疑をかけられます。勝ち目のないこの裁判にリチャードギアはもちろん乗っかります。事件を調べていくうちに司教の黒い部分が明らかになっていき、犯人はいったい誰?ってなるんですが。。。。やはり一番の注目はメチャメチャ若いエドワード・ノートンの演技。映画の中で、少年は二重人格であるのが分かってくるのですが、彼の目の演技はすごいと思います。そして大抵の人は最後だまされると思います。ノートンファンでなくても是非見て欲しいです。

ミスターインクレディブル

たまには、こんなのもひとつ。昔はアニメの映画を見下してましたが、これを見て変わりました。吹き替えが三浦友和と黒木瞳、綾瀬はるか、そして悪役が宮迫(笑)大活躍していたスーパーヒーローが自殺しようとした人を助けたのがきっかけとなり、訴えられます(笑)そして彼らは社会から干され、普通の人として生活しているのですが、宮迫扮する悪役は子供のころ夢見たスーパーヒーローを追い求めて大人になった痛い人なのですが、スーパーヒーロー達と対決?していきます。主人公が普通の生活を続けているうりに気づいたらメタボになってたり、夫婦関係やサブキャラ等笑えるところが多々あります。たまにはアニメも良いものですね。

シェルター

マシニスト的なのかと思いきや、ちょっと違いました。ジュリアン・ムーアは多重人格を否定している精神科医で、ジョナサン・リス・マイヤーズは多重人格の兆候があり、ジュリアン・ムーアの父の研究の対象になっています。父親に言われ、彼を診ることになるのですが、最初は二人しかいなかったのに、人格がどんどん増えていきます。辛い少年時代をすごした彼がテレビや新聞で見た人よりはマシだと思い込むことで、自分を守り、違う人格を創ったのだと、思っていましたが、彼の中にいる人物を調べているうちに、中の人格はすでに実際に死んでいる人たちと分かってきます。彼の人格の中の一人が昔黒魔術的なものをかけられたという事実が分かり、少しずつ謎が解明されていきます。これは科学では解明できない話ですが、普通に殺人鬼とかよりはいいのかな?信仰心も鍵になってくるのでちょっと腑に落ちない点もありましたが。。。ホラーではなく、スリーラーみたいです。ジュリアン・ムーアってこんな役ばっかですよね。

フィラデルフィア

今更な感もありますが、名作をご紹介。私の大すきな俳優のデンゼルも出てます。この映画を見たのは最近ですが、これを見てトム・ハンクスの見方が変わりました。トム・ハンクスの出てる作品は色々見てましたが、あまり彼自身に魅力を感じてませんでした。しかしこの作品の中の彼を見て、この人ってすごかったんだって初めて思えました。簡単に言うと、デンゼルもトムも弁護士なんですが、トムはエイズに感染してしまいます。まだエイズに関する知識が浅かった時代の話なので、彼がゲイだった事もあり、トムは弁護士事務所を解雇されてしまい、それに対しての裁判をやる話です。デンゼルって基本スーパーヒーローまではいかずとも正義感が強くて、差別に向き合う人って役よくやるんですけど、今回はゲイ大嫌いな人です(笑)そういった意味では珍しいのかも。トムのパートナーの役はなんと、アントニオ・バンデラスです。基本男臭いワイルドなイメージしかない彼ですが、このときはゲイに見えます。さすがですね。これは是非色々な人に見てもらいたい作品のひとつです。しいて言えば、私はミュージカル的な映画苦手なので、一部いらないシーンもありましたが。。。

アバター

あんまり巷で話題の映画って最近見てなかったんですが、ちょっと遅れて見てみました。アバター。もちろん3Dではありませんが(;^^)お話としては、よくあるハリウッド映画ですね。ざっくり言うと、宇宙人対人間の間に立って、平和解決しようとする人たちがメインの話です。正直3Dでなくて良いと思います。続編が作られるらしいですが、これの続編はグダグダになると思います。。。何も考えずに見たい方は是非ですね。

レナードの朝

ここでまた古めの作品を。見たのはけっこう前なんですけど、この映画でデニーロさんってすごいんだって思いました。世の中的にはもちろん認められてる彼ですが、私の中では渋めのおっさん止まりだったんです。一緒に出てるロビン・ウィリアムスも良いですね。最近彼は見掛けませんが、医師免許はあるものの人をあまり検診したことのない研究ばかりしている医者の役をしています。デニーロは小学校くらいから、当時原因不明の病気になり、30くらいまでずーっと精神病院で寝たきりの植物人間状態の役です。ひょんな事からロビンがデニーロのいる精神病院で働くことになり、ロビンはデニーロを含めた同じ症状の患者のある傾向に気づき、試験薬を試すことになります。その試験薬が効き、患者達が徐々に覚醒していきます。当初小学生だったデニーロは鏡を見て少しショックを受けますが、恋をしたり、徐々に自己主張するようになっていきます。しかし残念ながら薬の副作用なのか、量を増やしても段々効果が出なくなり、また症状が悪くなっていってしまい。。。。。っという話です。

デニーロの病気の人の演技ももちろんすごいんですけど、病気の恐怖と戦いながらも、仲間を気遣う姿勢に感動です。鳥肌足りました。

アメリカンクライム

これは実際にあった事件を元に作られた映画です。最近多いですよね、ノンフィクション的なの。で、こちらはアメリカのインディアナ州の犯罪史上でもっとも恐ろしい犯罪とされており、シルヴィア・ライケンス事件またはバニシェフスキー事件と呼ばれています。wikiにも出ているので、気になった方は見てみてください。→ガートルード・バニシェフスキー
この映画はまさに救いがない映画です。人間の恐ろしさと悲しさが前面に出てます。あえて詳細は言いませんが、かわいそ過ぎて、何で!?って気持ちで悲しくなります。気分が堕ちているときにはお勧めできませんが、こういった事件があったということは知っておくべきだと思うので、そういう意味で見ることをお勧めしたいと思います。同じ事件を題材に『隣の家の少女』という作品もありますが、実話に近い描き方をしているのはアメリカンクライムの方ですね。


メンタリスト

映画じゃないですが、最近私がはまっているので紹介します。アメリカドラマの犯罪捜査系は山ほどありますが、こちらは主人公は昔エセ超能力者でテレビ出てるような人で、人の心を読んだりするのがとてもうまい人で、カリフォルニアの警察の犯罪捜査に協力してく話です。似た系統で、『Lie to me』ってのもあるんですが、そちらは人間の表情に絞って、嘘をついているのを見破って事件解決する話です。メンタリストの方が、そういった意味で幅が広いのと、若干オフザケ要素も含まれているので、私はこっちの方が好きです。

プリズンブレイクのベロニカ役だった人も出てます。

縞模様のパジャマの少年

ホロコーストを題材にした作品は多いですが、こちらは子供の目線で描いた作品です。主人公は8歳のドイツ人の少年でナチス将校の父親の昇進で田舎に引っ越すことになります。友達もいないので一人で探検ということで周りを探索すると収容所を発見するのですが、彼は収容所という存在を知りません。「あの農場の人たちは何故みんなパジャマを着ているんだろう?」そんな疑問を母親に投げかけても、近づいちゃいけないと言われるだけ。こっそり近づくと、フェンス越しに同じ年の少年と仲良くなり、友達になります。しかしドイツ人とユダヤ人の当時の関係で、彼らに色々問題が起きてくるといった話なのですが、まず主人公の少年の目が大変印象的な作品です。あまり残酷なシーンはありませんが、子供の目線ならではの恐怖や不安感が大変伝わってきます。ラストに関してはちょっと読めてしまいましたが、違った描き方をしたこちらの作品を見てみるのも良いのではないでしょうか。

フリーダム・ライターズ

こちらも実話を基にした話です。劣悪な環境で生活している生徒たちが通う学校に、正義感にあふれるヒラリー・スワンク演じる教師が赴任します。学校の体制と、教師の考えと生徒の考えが最初は全くかみ合っておらず、先生は教師になめられっぱなしでクラス内もバラバラ。しかしあることをきっかけに、生徒たちの心の声を聞けるようになり、少しずつ、人種間の隔たりをなくし、自分たちで道を切り開いていく。。。話自体はベタです、ホントに。でもこういう映画って見てて爽快感があり、自分も頑張れるかもって気持ちを持たせてくれる気がしてます。よくこういった学校の設定で、ノートに何でも良いからその日感じたことや、出来事なんでも良いから書けって出てくるんですが、日本の学校でもやると、何か変わるんでしょうかね。

しあわせの隠れ場所

ノンフィクションシリーズでもうひとつ。こちらはサンドラ・ブロックがゴールデングローブ賞やアカデミー賞で主演女優賞を獲得した作品。けっこう話題になってましたね。父親も分からず母親にも見捨てられて生きてきた黒人少年が、たまたま裕福な家庭に一晩泊めてもらったことをきっかけに、体格や運動能力を活かし、アメフトで成功していくサクセスストーリーです。まず正直ありえないだろって思っちゃいましたね(笑)どんだけお人好しでも、白人の富裕層が黒人を家に受け入れるなんて。まさにアメリカンドリームです。嘘のような本当の話ですね。でも本気で少年を想って、家族として受け入れようとする一家の姿勢には少し感動しました。だた。。。サンドラ・ブロックは金髪似合わないですね(-▽-)

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